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   ■ 味見選りドライブ メイ姉のお気に入り 加茂郡八百津町
悠々と流れる木曽川に沿う町・八百津
  美濃加茂市と恵那市の間に位置する八百津町は、周囲を山々に囲まれ、町の中心を木曽川が流れる自然豊かな町です。
全国的にもあまり名前の知られていない町ですが、実は八百津には隠された秘密がいっぱいあるのです。
 
東京・大阪から 中央自動車道土岐ICから国道21号線を経由し、県道83号線を八百津町方面へ30分
名古屋 から

名神高速小牧ICから国道41号線、野上古井線、国道418号線を経由し、県道83号線を
八百津町方面へ60分

 
杉原千畝 人道の丘で知る その功績
【人道の丘】の詳細がみえます 平和の鐘が響く 命のビザモニュメント

八百津を訪れたらぜひ立ち寄ってほしい場所があります。 【人道の丘】 にある 【杉原千畝記念館】 です。ここで第二次世界大戦下のリトアニアの地で彼がとった勇気ある行動と、その功績が日本であまり知られていない理由を知ってもらいたいのです。
日本各地に太平洋戦争に関わる場所がありますが、私はこの地も、後世に戦争の愚かさを伝えている場所であると思っています。
記念館のほかにもオブジェや広々とした場所、子供らが遊べる大型遊具もあります。
そして高台からは彼が守りつないだ生命と、彼が望んだ人類の平和が見渡せます。眼下に広がる八百津の町がそれです。

意外なつながり?宮本武蔵の修行の場
ところで八百津の町には意外な人物が絡んでいます。それを知るには 【大仙寺】 に足を運んでみてください。 【大仙寺】 は臨済宗妙心寺派、この地方きっての大寺で、ここには剣豪・宮本武蔵の伝説があります。
京の都で沢庵和尚のもと禅の修業に励んでいた武蔵に、沢庵和尚は「禅の道は愚堂に学べ」と言い残し、この世を去りました。愚堂とは 【大仙寺】 の八代目住職・愚堂国師 (ぐどうこくし) のことで、京においては沢庵和尚と並ぶ名僧。 武蔵は八百津を訪れて愚堂国師に禅の教えをこい、二の門にある石の上で座禅を組み、【五宝滝 】 で厳しい剣術の修業を積んだと言い伝えられています。

【大仙寺】の詳細がみえます 宮本武蔵が座禅した石

どこにでもある・・・でもここにしかない風景
【上代田の棚田】の詳細がみえます

日本の棚田百選に認定された八百津上代田です。
山あいの地ならではの風景ですが、だんだん日本から少なくなっていく風景です。
春の田植え時期には水を張った姿、夏の日差しの下では青々とした姿、秋には黄金色にゆれる稲穂の姿、そして冬の一面雪に覆われた姿と、四季折々に棚田が見せる姿は心安らぐ日本の原風景です。
減反政策が進み、農業離れが進み、日本人のご飯離れが問われるなかで、いつかこの風景は失われてしまうのでしょうか。

葉っぱの裏に大きな栗が隠れてる

【緑屋老舗】の詳細がみえます 老舗中の老舗 【緑屋老舗】

秋のお菓子といえば『栗きんとん』 全国的に有名なのは岐阜県中津川市ですが、栗きんとん発祥の地は、ここ八百津町だそうです。
町の中心通り 国道418号線から南、本町通り沿いには4軒の和菓子店があります。
今回はそのうちの2軒 【緑屋老舗】 と 【亀喜総本家】 をご紹介します。
【緑屋老舗】では、【大仙寺】の住職の助言をうけ、3代目翠翁が美濃国 (岐阜県) で最初に創製した味を今に受け継いだ、自慢の栗きんとんが味わえます。
ただし、販売期間が9月〜5月までと限定されており、賞味期間も冬期でも3日という短さですのでご注意ください。

【亀喜総本家】ではこの時季、栗きんとんをはじめ栗を使った和菓子がお店いっぱいに並んでいます。こちらでは年中栗きんとんを取り扱っていますが、やはり秋の商品が香りも味も一番いいですね。
ほっこり、さらっとした口当たりで、一口食べれば栗本来の味と香りが口いっぱいに広がります。1個160円という価格もおすすめです。
ちなみに 【緑屋老舗】 では「栗金飩」、 【亀喜総本家】 では 「栗金とん」 と書きます。それぞれのお店のこだわりが名前ひとつにも感じられて、ちょっと食べ比べてみたくなりませんか。

【亀喜総本舗】の詳細がみえます 栗の和菓子がいっぱい【亀喜総本家】

【花盛酒造】の詳細がみえます 『しずく』がおいしい【花盛酒造】

【亀喜総本家】 でみつけた 『静かな人気の清酒ケーキ』 女将さんに聞いたところ、お隣りの【花盛酒造】のお酒で作られたとのこと。そこで訪ねてみました。
木曽川河畔に建つ明治中期創業の小さな酒蔵。うかがったときは秋から始まる仕込みの前で、残念ながら蔵にはなにもありませんでした。
ここのおすすめは、搾り機を使用しないで、袋にもろみを入れて吊るし、滴り落ちる雫を集めてビンに詰めた 、その名も『しずく』  お手頃な価格で手に入ります。
飲み口が良くて、女性にもおすすめです。ボトルも花柄でかわいいですよ。
こちらでは試飲もさせてもらえますが、飲酒運転にならないようにしてくださいね。

八百津の町でお話を聞いていると 『八百津はPRが下手だからね』 と言われます。日本のシンドラー 杉原千畝氏の故郷、
宮本武蔵ゆかりの地、栗きんとん発祥の地など、本来ならば大々的に知られていてもおかしくないことなのに、県内の人も
ほとんど知りません。 八百津にはそんなすごいのに知られていない顔がまだまだいっぱいあります。
そんなちょっと不器用な町だからこそ、大きな変化もなく、昔ながらのやり方でひとつひとつ丁寧な物作りをしているのかも
しれません。では最後にもうひとつ、八百津町の知られていない顔をご紹介しましょう。

みんなが知ってる八百津せんべい

【美濃屋本店】の詳細がみえます 八百津せんべい直売所【美濃屋本店】

でも八百津が全国シェア8割を誇る本場ということはほとんど知られていません。
小麦から作られる、どこか懐かしいおせんべい。誰もがどこかで見たことがあるこのおせんべいが八百津せんべいです。
昔は100軒近くあった八百津せんべいの焼き手も、今では30軒くらいなったそうですが、それでも昔ながらの手焼きで丁寧に焼かれています。
工場の外にまでいい香りが漂い、周囲のお家はその香りで今日工場がどんなおせんべいを焼いているかわかるそうです。
また焼き手の身体にも、おせんべいのいい香りが染み付いてしまうそうです。笑

【五宝平自然園】の詳細がみえます 気さくなご夫婦【五宝平自然園】

八百津せんべいが買えるお店は8軒ほどあり、国道418号線沿いにある 【美濃屋本店】 でもお値打ちに買うことができます。

また、五宝滝に向かう途中にある 【五宝平自然園】 は、古田製菓の直売所です。
また【五宝平自然園】では9月半ば〜10月半ばにかけて栗拾いが、11月半までは松茸狩りができます。要予約ですので必ずお電話をしてからお出かけください。
お土産とお昼のバーベキューが付いていますので、季節の味覚を自らの手で採るところから体験してみませんか。

 
だって・・・おすすめなんだもん
【三勝屋】の詳細がみえます懐かしさ満点 【三勝屋】

今回私が八百津町でおすすめするお食事処は、大衆食堂の【三勝屋】
お洒落なお食事処ではありませんが (三勝屋さんごめんなさい) 創業昭和8年という由緒ある大衆食堂なんです。
お母さん作るような料理が食べれるお店でとってもお値打ち。厨房に立つ若夫婦と、お店を仕切る元気で働き者のおばあちゃんでやっている地元でも人気のお店です。
イチオシはお家の味ふわふわの玉子丼。豚肉をカラッと揚げたパーコーもおすすめ。
オムライスは一般の1.5倍の大きさです。
昭和のにおいのする食堂で懐かしい味はいかがですか。

 

<< メイ姉の旅後記>>
   味見選りの取材で岐阜県を走り回るようになって、岐阜の知られていない地にたくさんの魅力があることを知りました。
   八百津もそのひとつ。山に囲まれ、一級河川が流れているという環境はどこか郡上に似ています。
   人々が気さくで親しみやすいところも郡上と同じです。
   声高に町をPRするでもなく、大きな変化も求めず、ゆったりと流れる木曽川のような生活は八百津の最大の魅力です。
   次は八百津が熱くなる『春のだんじり祭り』に行こうかなぁ・・・。そのときは港町・八百津にも触れてみたいです。




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