■ 味見選りウォーキング 中山道・加納宿
JR岐阜駅の南に位置する岐阜市加納。駅北側の賑わいとは別に、メイン通りからひとつ筋を入ればそこは、旧中山道の 宿場町や加納城址の城下町として栄えた歴史のある町の面影を漂わせています。 『和傘の町』 としての顔ももつ加納の町を旧道に沿って歩いてみました。時代の標しを探しながらの加納ひとまわりです。
西川精肉店
二文字屋
【二文字屋】から東へ行った道沿いに、周囲の整った景観に不似合いな古ぼけた建物があります。【旧加納町役場】です。 すすぼけた外観、古そうな扉・・・2005年6月に国の登録有形文化財に指定されたこの建物は、もうひとつの加納の歴史、岐阜大空襲の戦火を逃れた生き証人なのです。 建物の前には加納歴史探訪案内図が設置されており、加納周辺の史跡がよくわかります。今は岐阜市学校給食会が利用していますが、街道沿いに位置することもあり、地元ではより良い利用を考えているそうです。 << 地図へ戻る
中山道を少し外れて大手門跡の交差点を横切り、小学校の横を抜けると【加納城跡】に行きます。資料によると、周囲に堀があり水に浮かんでいるようだった言われる加納城ですが、現在の様子から堀はわかりませんでした。石垣が残っているだけで本丸跡が広場となっており、市民の散策コースとなっています。少し高台になっているところは子供たちの絶好の遊び場となっているようで、様々な道ができていました。 残念ながら2月の【加納城跡】は少々寒く淋しい感じでしたが、「桜の時季にくるといいよ」と言われましたので春ごろまた訪れたいです。 << 地図へ戻る
東丸橋ポケットパーク
香 梅
サカエパン
最初に立ち寄った【西川精肉店】のご主人から、駅前のビルに酒蔵があると聞き行ってみました。訪れた日本泉酒造さんはビルの1階に販売店、地下に酒蔵があり、豊富な地下水を利用して造っているお酒は7月を除いて1年中搾りたてが味わえます。 お昼をいただいた【二文字屋】で出されるお酒もこちらのお店のものだそうです。 おすすめは『ふなくちどり』 ふなくちどりとは、槽(ふね)といわれるお酒を搾る機材から垂れたお酒を濾過や火入れをいっさい行わずそのまま瓶に詰めたもの。酵母が生きている本当の生酒で、女性も飲みやすい人気のお酒です。 << 地図へ戻る
<< メイプルのウォーク後記>>
「加納天満宮へ行って姪っ子の合格祈願をしてこよう・・・」と出かけた加納で『中山道』の文字を見つけたところから、街道に 沿って町を歩くぶらり旅が始まりました。 匂いにつられて飛び込んだ 【西川精肉店】 や 【二文字屋】 では加納の見所や史跡の場所を教えてもらいました。 道標がなかなか探せずに場所をたずねた床屋さんでは、加納の町を歩いていると話すと 『見なおしたい、伝えたい 加納』 と『脚で見る御鮨街道』という町案内のガイドブックをいただきました。 加納宿といっても、戦火で焼け落ちた加納の町には残念ながら当時を思わせるような街並みは残っていませんが、それでも旧道を歩いていると宿場町、城下町としての歴史が標しとして町のあちらこちらにありますので、当時の様子を想像しながら 歩くことができます。 また昭和の良きころを思い出させるような 【スカイショップ・ムトウ(移動販売車)】 や 【サカエパン】 などもあり、加納の町を歩いているとまだまだたくさん楽しいものが見つかりそうです。 今回は和傘の店を訪ねることができませんでしたので、次は 【加納城跡】や清水川沿いの桜と合わせてお店を見に行きたいと思っています。