みみより
岐阜県
 
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   ■ 味見選りウォーキング 中山道・加納宿

 

JR岐阜駅の南に位置する岐阜市加納。駅北側の賑わいとは別に、メイン通りからひとつ筋を入ればそこは、旧中山道の
宿場町や加納城址の城下町として栄えた歴史のある町の面影を漂わせています。
『和傘の町』 としての顔ももつ加納の町を旧道に沿って歩いてみました。時代の標しを探しながらの加納ひとまわりです。

 
びっつで号のみみより情報】
加納周辺は岐阜駅南口に近いこともありコインパークがたくさんあるよ。大通りよりも一筋なかへ入ってみて。
料金は7〜20時 \100/30分 (最大\1,000)  20〜7時 \100/1H (最大\800)
 
写真をクリックすると、詳細がみえます
その日、実力が出し切れますように 東海随一の天満宮・加納天満宮 今回の加納ひとまわりの始まりはここ【加納天満宮】から。
姪っ子が受験生なのでここのお守りを渡したいと思い立ち寄りました。

境内は鳩の鳴き声だけが響いてとても静か。御本殿前の階段下には受験生の熱い思いが託された絵馬がかかっており、なかには先生がクラスみんなの合格を願う絵馬もありました。
自分のころを思い出しながら、姪っ子や今がんばっている受験生の希望がかなうことを祈らずにはいられませんでした。
階段を上れば平成15年に造営された御本殿が迎えてくれます。受験生の子を持つ親でしょうか、熱心にお参りするご夫婦の姿も見られました。
ほかにも、お宮参りの若夫婦とおばあちゃんや母親に手を引かれて歩く幼な子の姿も見られ、産土神(うぶすながみ)としても地元の人々にも愛されてことがわかります。
 

【加納天満宮】から東へ歩いていくと、2月3日に行われた『節分つり込みまつり』で有名な【玉性院】があります。ここは厄除けの寺院としても知られており、まつり前には多くの人が厄除け祈願の申し込みに訪れます。

当日は多くの人でにぎわい、12粒(12ヶ月)の豆が入った袋がおよそ10万袋まかれたそうです。ご祈祷を受けた人が自分の豆をみんなに分けることが『厄除け』になり、まかれた豆は福豆となります。
また夜には周辺を練り歩いた赤鬼とお福が玉性院に入り、厄を背負い込んだ赤鬼が本堂に「つり込まれて」神事が終わりました。
近くの交差点では赤鬼が仁王立ちになって交通安全を睨みつけていますが、ここの赤鬼は福豆をまかれて逃げていくようです。
広場には子供たちの描いた鬼の絵が掲げられており、色とりどり様々な鬼たちに訪れる人もほほえましく見入っていました。
福は内、鬼は外、こりゃ参った 節分つり込みまつり・玉性院

歩いていけばなにかが見つかる、そんな道 旧中山道・加納宿
コロッケに引かれて中山道へ向かう
【玉性院】から大通りを挟んだ向かい側で「中山道」の文字を見つけました。歩いてみようと向かった先でとてもいい匂い・・・。引かれて飛び込んだのは【西川精肉店】
匂いの元はコロッケ。創業昭和2年のこのお店では、客の注文を聞いてから揚げるのでできたてアツアツが買えます。早速コロッケを2個いただきました。なんと1個50円。
コロッケをいただきながら4代目のご主人から加納の町の見所を教えてもらいました。
お店の北を東西に走る道が中山道。まずは【加納城跡】向かいます。
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西川精肉店
西川精肉店


皇女和宮に思いを馳せる、加納宿の老舗
【西川精肉店】からすぐのところに岐阜でも指折りの老舗料亭【二文字屋】がありました。ここはうなぎの蒲焼がおいしいことでも知られていますので、【加納城跡】に向かう前にまずは腹ごしらえといきましょう。美味しいひつまむしをいただきました。
取材で加納の町を歩いている話をすると、ご主人がわざわざ手を休めて来てくれました。 加納藩の古文書にも名前が出てくるという二文字屋さん。旧中山道の家並みは戦禍で失ってしまいましたが、消えることのない加納の歴史の一端をこのお店が担っていると言っても過言ではないでしょう。                          << 地図へ戻る

二文字屋 二文字屋


旧加納町役場 旧加納町役場

もうひとつの加納の歴史 戦禍の生き証人
【二文字屋】から東へ行った道沿いに、周囲の整った景観に不似合いな古ぼけた建物があります。【旧加納町役場】です。
すすぼけた外観、古そうな扉・・・2005年6月に国の登録有形文化財に指定されたこの建物は、もうひとつの加納の歴史、岐阜大空襲の戦火を逃れた生き証人なのです。
建物の前には加納歴史探訪案内図が設置されており、加納周辺の史跡がよくわかります。今は岐阜市学校給食会が利用していますが、街道沿いに位置することもあり、地元ではより良い利用を考えているそうです。                    << 地図へ戻る


加納城跡加納城跡

城址が物語る、水に浮かんでいた加納城
中山道を少し外れて大手門跡の交差点を横切り、小学校の横を抜けると【加納城跡】に行きます。資料によると、周囲に堀があり水に浮かんでいるようだった言われる加納城ですが、現在の様子から堀はわかりませんでした。石垣が残っているだけで本丸跡が広場となっており、市民の散策コースとなっています。少し高台になっているところは子供たちの絶好の遊び場となっているようで、様々な道ができていました。
残念ながら2月の【加納城跡】は少々寒く淋しい感じでしたが、「桜の時季にくるといいよ」と言われましたので春ごろまた訪れたいです。                 << 地図へ戻る


水鳥と鯉が泳ぐ荒田川沿いを歩く       
【加納城跡】から東へ、城北橋を渡って荒田川沿いを歩いてみました。
その昔、加納城の東の外堀でもあった荒田川。歩道はきれいで川面にはカモや白鷺の姿があり、大きな鯉がゆうゆうと泳いでいました。歩きながら遠くに金華山も見えました。
荒田橋の近くには『東丸橋ポケットパーク』と呼ばれる整備された場所もあり、憩いの場になっていました。夏にはホタルもみられるそうです。

そのまま県道を経て中山道へ戻りました。                    << 地図へ戻る

荒田橋近く 東丸橋ポケットパーク 東丸橋ポケットパーク


どこにあるか探してみよう 加納宿の跡
加納の周辺にはさまざまな宿場跡や標しがいっぱい。ちょっと隠れた場所にあったりしますので歩きながら探してみてください。
宝探しみたいで面白いですよ。さあ、いくつ見つかるかしら?
加納宿 東番所跡
岐阜問屋跡
加納宿 高札場跡
加納城 大手門跡
加納宿 東番所跡
岐阜問屋跡
加納宿 高札場跡
加納城 大手門跡
左・中山道 右・ぎふ道
中山道・加納
加納宿
加納宿西問屋跡
中山道・加納宿 脇本陣跡 ここは中山道・加納宿
旧中山道沿いにある様々な標しです。なかにはゴミ収集場所になっているものも・・・。ちょっと考えてほしいなぁ。

岐阜のお土産にどうぞ。和菓子の鮎
加納宿の跡をたどりながら中山道をいくと、岐阜駅南口・加納栄町通りにでます。通りを駅に向かって行くと、和菓子屋 【香梅】があります。
ここのおすすめは毎朝手焼きされるという『鮎太郎』 卵をつかった生地で牛皮を包んだ鮎のお菓子です。ほかにどら焼きもおいしいです。
季節限定(9月〜1月) の人気商品は『極上栗ようかん』 と 『栗きんとんようかん』 どちらも栗がたっぷり使われていておいしい一品です。
こちらのお店の前には「加納宿」の道標が立っています。          << 地図へ戻る

香梅
香 梅


老若男女みんなに大人気、昔ながらのパン屋さん
岐阜駅前のおいしいパン屋さんといえばここ、岐阜でも老舗の【サカエパン】のこと。
昔ながらの店構えでずっと変わらぬ味を守り続けているのが好評で、午後になるとお客さんの切れ間がないほどの人気のお店です。
おすすめは、訪れた年配の男性が5個も買っていったあんパンと、若いお母さんが2本(1本が2斤分)も買っていったサカエ食パン。どちらも飽きない味がおいしいです。
また調理パンの種類の豊富さはトレーを持って迷ってしまうほど。1個100円前後の価格も嬉しい、庶民派のパン屋さんです。                      << 地図へ戻る

サカエパン
サカエパン


日本泉酒造日本泉酒造

岐阜の真ん中で搾りたてを味わう
最初に立ち寄った【西川精肉店】のご主人から、駅前のビルに酒蔵があると聞き行ってみました。訪れた日本泉酒造さんはビルの1階に販売店、地下に酒蔵があり、豊富な地下水を利用して造っているお酒は7月を除いて1年中搾りたてが味わえます。
お昼をいただいた【二文字屋】で出されるお酒もこちらのお店のものだそうです。
おすすめは『ふなくちどり』  ふなくちどりとは、槽(ふね)といわれるお酒を搾る機材から垂れたお酒を濾過や火入れをいっさい行わずそのまま瓶に詰めたもの。酵母が生きている本当の生酒で、女性も飲みやすい人気のお酒です。            << 地図へ戻る


どこにあるか探してみよう、番外編
こちらは加納にあるちょっと変わったお店と変わったオブジェ。【スカイショップ・ムトウ】はちょっと難しいかな。笑
染み抜き のとや スカイショップ ムトウ たぬきのダルマ落とし 岐阜古書センター
染み抜きの【のとや】
スカイショップ【ムトウ】
たぬきのダルマ落とし?
岐阜古書センター

<< メイプルのウォーク後記>>

 

「加納天満宮へ行って姪っ子の合格祈願をしてこよう・・・」と出かけた加納で『中山道』の文字を見つけたところから、街道に
沿って町を歩くぶらり旅が始まりました。

匂いにつられて飛び込んだ 【西川精肉店】 や 【二文字屋】 では加納の見所や史跡の場所を教えてもらいました。
道標がなかなか探せずに場所をたずねた床屋さんでは、加納の町を歩いていると話すと 『見なおしたい、伝えたい 加納』
と『脚で見る御鮨街道』という町案内のガイドブックをいただきました。
加納宿といっても、戦火で焼け落ちた加納の町には残念ながら当時を思わせるような街並みは残っていませんが、それでも旧道を歩いていると宿場町、城下町としての歴史が標しとして町のあちらこちらにありますので、当時の様子を想像しながら
歩くことができます。
また昭和の良きころを思い出させるような 【スカイショップ・ムトウ(移動販売車)】 や 【サカエパン】 などもあり、加納の町を歩いているとまだまだたくさん楽しいものが見つかりそうです。

今回は和傘の店を訪ねることができませんでしたので、次は 【加納城跡】清水川沿いの桜と合わせてお店を見に行きたいと思っています。

 


  << special thanks  一部カットを 柚莉湖と♪風と樹と空と♪ からいただきました >>





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