先日気象庁から今年の桜の開花時期の予想が発表されました。今年は暖冬の影響で例年よりも開花が早くなるとのこと。 開花予想に合わせてそろそろ花見の計画を立て始めた人もいることでしょう。 日本人ほど桜の好きな国民はいないのではないでしょうか。日ごろは花木などにまったく興味のない人でも桜の開花時期は気になるし、「お花見」と称して観賞にも出掛けます。 なにより満開の桜の下に立つと誰しもなにかに魅入られたかのように、しばし心奪われて立ちすくんでしまいます。 日本各地にある桜の名所・名木。もちろんここ岐阜県にもあります。 まずは美濃地方の名所のひとつ【養老公園】です。
【びっつで号のみみより情報】 桜が連なる養老公園まで電車なら近鉄養老線・養老駅で下車、歩いて20分ほどです。公園周辺には駐車場も完備されています。料金は普通車一回300円。公園から養老の滝までは約2km 歩いて25分ほど。 歩くのはちょっと・・・という場合は、滝まで歩いて3分という場所に滝駐車場があります。料金は1000円です。
春は桜、秋は紅葉・・・と自然の彩りを楽しむ場として、養老公園は昔から多くの人に愛されてきました。 マイカーによる来園者が多くなり、年を追うごとに電車で訪れる人は少なくなっていますが、それでもここ【養老駅】は養老公園の玄関口として今なお健在です。 駅前で来園者を迎えてくれるのは、養老の地に伝わる「孝子伝説」の主人公・源丞内(げんじょうない)と、彼が水汲みに使用した瓢箪(ひょうたん)。 養老名物となったひょうたんは、その形が人の身体つきに似ていることもあり、横たわる姿に思わず笑みがこぼれます。
養老公園は名瀑【養老の滝】までの約2キロの道沿いに広がる自然豊かな公園です。 春の園内は桜の花でいっぱい。芝生公園や川沿いではお弁当を広げる人も多いです。大人と子供がともに楽しめる場所も多く、ファミリーやグループなど大勢で遊べます。(但しペットの入場はご遠慮くださいとの注意あり) 【こどもの国】や【楽市・楽座】をはじめ、テニスコートやパターゴルフなどのスポーツ施設や、空間芸術ともいえる【養老天命反転地】もあり、四季を通じて県内外から多くの来園者が訪れます。
滝への途中、渡月橋を渡って日本の名水100選に名を連ねる名水【菊水霊泉】に立ち寄ってみませんか。 長い急な階段の上にある【養老神社】の隣りにある縄を張られた水場がそうです。私たちが行ったときは水量が少なくてため池のようでしたが、本来ならば奥から流れ落ちるように出ているそうです。 (霊泉近くまでは階段のほかに迂回路があります) また、水はパイプによって神社の階段下まで引かれており、多くの人が名水を汲みに訪れています。
【養老神社】の近くに観光リフトのりばがあり、滝の近くまで行くことができます(片道400円・往復700円)上りに利用するのもいいのですが、高所恐怖症でなければ下りで利用して濃尾平野を眺めながら降りていくのもおすすめです。 頂上のリフト乗り場近くの【滝駐車場】では、「養老霊水」や「養老山麓サイダー」が販売されています。 日本最初のサイダーと言われる「養老サイダー」が2000年に生産中止となった後、その味を受け継ぐように作られたのが 「養老山麓サイダー」です。炭酸は強めなのですが、甘さひかえめで後味が良く非常に飲みやすい炭酸飲料水です。 「養老霊水」はカルシウムやマグネシウムなどのミネラルと炭酸ガスを含む岩清水を電解イオン化したアルカリイオン還元水です。ミネラルが豊富で口当たりが軽く、ゴクゴクと飲みやすい水です。
日本の滝100選のひとつ「養老の滝」です。 高さ30m 幅4m 轟音とともに水しぶきをあげて落ち、岩間をこぼれるように流れる水は、その昔、滝の水が名酒に変わったという「孝子伝説」が語り継がれる伝説の名水です。 << 孝子伝説 >> 昔、美濃の国に貧しいけれど年老いた父親を大切にしている木こりがおった。 ある日、薪を採りに山に入ると滝の音がする辺りから酒の香りが漂ってきた。 不思議に思って滝の水を飲んでみると、なんと酒の味がした。彼は大急ぎでその水をひょうたんにつめて持ち帰り、父親に飲ませると「これは良い酒だ」と言ってたいそう喜んだ。 この父子の話は、やがて元正天皇の元に届き「これは孝行の徳を天地の神々がおほめになったのであろう」と、天皇自らこの地におこしになり、その良酒を口にし、美泉に浴されて若々しくなった。その後このめでたい年を記念して、年号を「養老」と改められた。
養老みやげと言えば「ひょうたん」「養老の酒」「養老豆」そして「きび羊羹」 味見選りがおすすめのするのはこのふたつです。
養老駅の真ん前、駅がおかれた当初から営業してる【きびようかん本家】には、養老みやげとして長年愛されてきた「きび羊羹」があります。 地元産の黍(きび)と養老の名水を使って作られた「きび羊羹」は、プチプチとした食感と強すぎない甘さがおいしいお菓子です。 ほかにも岐阜の名産やお土産品が揃っていまので、帰り際に立ち寄ると荷物知らずでいいですよ。 創業は養老駅と同じという【きびようかん本家】は、養老公園の移り変わりを見てきたともいえます。 少し淋しくなった駅前ですが立ち寄ってみてください。
養老みやげの代表的なものはこれ。どこの店でも売られている、滝の水を汲んだ「ひょうたん」です。でもここ「安田ひょうたん店」のひょうたんはちょっと違います。ひとつひとつ丹精込めて作られた本物のひょうたんです。 ご主人の安田政雄さんはひょうたんを作って50年以上という職人さん。店内には数え切れないくらいあります。 「夢を持たなあかんで。"ひょうたんから駒"って言うやろ」 「ひょうたんも人も一緒。ひとつとして同じものはない。 見た目も気質も違うんやで・・・」 「一日一回ひょうたんを撫でると丸くなるで・・・」 安田さんのひょうたんに対する思いを聞きながら、私もひとつ自分のひょうたんが欲しくなり買いました。
養老といえば焼肉。おいしい店が多いことでも知られています。古くから精肉店が多く、岐阜や名古屋の焼肉屋にはここ養老から卸されています。養老に来たからには是非立ち寄ってもらいたい、味見選りが見つけた焼肉屋はこちら。
ランチのお店を探そうと養老公園から車で10分ほど北へ走ったところに昼間から賑わう焼肉店を見つけました。 ちょうど女性がふたり出てきたので「これはおいしいランチがあるのかも・・・」と入ってみました。 入ってみてびっくり。どのテーブルでも焼肉、焼肉、ビールもあります。焼肉というと夕食というイメージですが、この店では作業服の人たちや若い男性グループ、ご夫婦やカップルみんな昼間から焼肉です。 メニューを見たらお得なセット盛りや、おいしそうな飛騨肉もありました。 もちろんお得なランチもあります。店員さんにおすすめを聞いたところ、ビビンバランチがよく出るとのことでした。
<< メイプルの旅後記>>
岐阜の西濃地域で生まれ育った私にとって、【養老公園】は子供のころから家族や学校の遠足、地区の子供会などで 何度も出かけた場所です。交通の便も良いので、中学生の時には友達と電車に乗って遊びに行ったこともあります。 テーマパークなどの遊園地と違い、子供たちが伸び伸びと走りまわることができる自然公園ですから、できればお弁当を持って行かれることをおすすめします。大人も子供も充分楽しめますよ。もちろん園内には食事処もあります。 そして私のイチオシは【安田ひょうたん店】です。 なにかのおまじないのような気持ちでひとつ購入した「私のひょうたん」 は、ぽってりとした丸いもの。くろすけが買った のはスラリとしてなかなかスタイルのいいひょうたん。 で、スタイルのいいひょうたんってどんなの・・・笑 一日一回ひょうたんをなでると心が落ち着くそうで、ストレス社会に生きる現代人の一家にひとついかがです?